私は32歳、専業主婦の女性です。20歳目前にして過激なダイエットを行い、身体も心も壊れてしまう程の大失敗を経験しました。私がダイエットを始めようと思った動悸は成人式で中学時代の同級生に綺麗な姿を見せ、見返してやろうと思ったことからでした。

私は幼い頃から太りやすい体質で中学時代は既に50キロを超えている、おデブちゃんでした。そんな体型の私は案の定イジメの対象になり、体型が原因で3年間、苛められていました。

特に男子のいじめは激しく、言葉の暴力で「デブ」と何度も言われ、男性不信になってしまう原因を作ってしまったのです。そこで成人式で再開する際に痩せて綺麗な状態を作り、見返してやりたいと強く思いました。

成人式までに痩せたい!ストイックにダイエットをする。果物のカロリーすら怖い

しかし、成人式までもう4カ月しかありません。そんな状態だったので私のダイエット方法は断食、運動とマイルールを決めて実行することにしたのです。

このダイエット方法で10年間も苦しむことになってしまうとは当時は思ってもみませんでした。

私が決めたダイエット方法とは、朝食のみしっかりと食事をとり、昼食、夕食は野菜ジュースやスープのみにすること、帰宅後、一時間のウォーキング、縄跳びを欠かさず行い、入浴の際は常にストレッチをしながら一時間入ることなどと過激な方法でした。

当時、りんごダイエットやバナナダイエットなどの単品ダイエットが流行っていたのですが、そんな果物のカロリーすら摂ることが怖いと感じていたのです。

食べてしまったら罰として1000円を貯金する事にした

私の頭の中は「早く、綺麗に痩せないとまた、からかわれてしまう」という考えしかありませんでした。このダイエットは私のプライドにかけて必ず成功したいと強く思っていました。

もともと、食べることが大好きな私にとって食事をとらないダイエットは苦行でしかありません。初めのうちは、空腹に耐えきれず、お菓子に手が伸びてしまうこともありました。食べてしまったことで後悔や罪悪感に襲われ、自信を失くしていく日々が募りました。

そこで私は新たにルールとして食べてしまったら、その都度、貯金箱に罰金として1000円入れていくことにしました。

ドケチな私にとって開けることの出来ない貯金箱にお金を入れることは何より辛いことだったので、私の中で食べ物の誘惑に勝利することが出来ました。

食べる事が恥ずかしいと思うまでになる!60キロの体重が32キロまで痩せた

このダイエット方法を3カ月続けたことで胃が小さくなり、一人前の食事すら食べきることが出来なくなったことに気が付きました。

というより、徐々に食べる行為が恐怖心に変わっていき、食べること自体、恥ずかしい行為になっていたのかもしれません。ダイエットを始めて4カ月後、成人式での私はそれはもうガリガリで、周囲は本当に驚いていました。

60キロあった体重はなんと32キロと半分近い数字になっていて、病的な体型になっていました。周囲の視線は痛々しいように私を見ていたのでしょうが、私は痩せたことで注目されていることが嬉しく感じていました。

ダイエット方法は最終的に食事は低カロリーのものしか食べないことを徹底し、運動は空いた時間を見つける度に行うよう、かなりストイックな方法に変わっていました。

拒食症になって入院!その後10年間にもわたり治療をする事になってしまった

自分を追い込むダイエット方法を4カ月間行ったことで痩せることは出来ましたが最終的に拒食症になってしまいました。

この過激なダイエットによって精神的に壊れてしまい、その後、食べることの恐怖心から抜けることが出来ず、入院になってしまいました。10年間に渡り、摂食障害の治療を行い、人生が狂ってしまったと言えるでしょう。

このダイエットの失敗の体験を得て感じたことは痩せることは苦しみながら行うことではなく、楽しみながらダイエットを行うことが大切ということです。

ダイエットによって人生が狂うなんて馬鹿げていますよね。自分にあったダイエットを見つけ、悪魔でも楽しみながら、無理をしないということが大切だと感じました。