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私は40代の女性です。女性には珍しく、便秘には無縁で生活してきた私ですが、たまには便秘になることもあります。ただし、通常比での便秘ですから、医学的には快便かもしれません。

そもそも「女性は便秘しがち」というのが本当かどうかも私はうたがっています。

便秘で悩んだ事はない!便秘は都市伝説?

女性はホルモンバランスが、とか、腹筋が弱くて、などの理由で便秘がちだと言われているようで、実際ピンクの小粒などが定番医薬品なので少なからず便秘に悩む人はいるのでしょう。

しかし、女性同士でもそれほど排便事情を話すことはそうそうありません。花も恥じらう乙女の時代、もう何十年も昔のことになりますが、便秘に悩む友人は皆無でした。

むしろ食べたらでる、押し出し型が主流でした。1日3回、規則正しい排便がある、しかも1回が大量。カラオケ行こうといえば誰かがトイレに行って帰ってこない。

なんでこんなに大きい方ばかり大量に出るのか乙女の談義が盛り上がったことをよく覚えています。なので、便秘の女性は都市伝説か、そもそも排泄しないアイドルか、排便のないことを声高に叫ぶ上品気取りの下品な人間かと考えてきました。

ちなみに、中学高校ともに共学の学校に通っていました。だからモテなかったのだなと今になって思い当たります。

娘の便秘には綿棒で対処

さて、そんなモテなかった私ですが、幸い相手に恵まれて、見た目はさておきかわいい娘が1人います。彼女も便は良くでます。赤ちゃんの時も便秘知らずでしたが、さすがに離乳食開始直後は便が滞ることがありました。

乳児の便秘解消といえば、綿棒浣腸です。お腹のマッサージと合わせて、ほぐした綿棒で便の出口を優しくコチョコチョするのです。

効果はてきめんで、たいていのお子さんが綿棒浣腸から数時間内、中には実施中にドドドっと放出されるのです。私が数年ぶりで排便の滞りに悩んだ時、まず思い出したのがこのことでした。

普段は便秘をしないから便秘をすると異常な違和感!

鉄壁の快便を誇る私でも、ごくまれに、便が出ないときがあります。そんなときは日頃の快便が災いして少しの滞りでも腹部の違和感に悩みます。ガスが溜まっているような気がして、何をしていても不快なのです。

実際には人間の身体など少しの便秘で大きく影響を受けるはずはないのですが、慣れとは不思議なもので、出ていないという事実が不快感をもたらすのかもしれません。

そのときも、1日か2日くらいの便秘であったと思います。なんとなしにガスが溜まったような感覚と、直腸に何か挟まったような錯覚がありました。トイレに行っても何もでません。ガスすら出ません。

すぐそこにブツがある、ならば強制的に出す方法はないかと考え、きっかけを与えるべく刺激しようと思ったのです。

耳かき用の綿棒しかなかったので、それを使った

自宅には耳かき用の黒い綿棒しかありませんでした。黒綿棒は、その特性上フワフワ感はありません。しっかりと固く圧縮された黒い綿に筋が押されています。子どものかわいい繊細なお尻と異なり、自分で責任の取れる大人のお尻。

長い人生で幾度となく1日平均三回かもしかするとそれ以上の排便に携わった熟練のお尻です。これで刺激を与えれば、便も自ずとするりと外に出て行きたくなるだろうと、黒綿棒にスキンケア用のスクワランオイルをつけて挿入しました。

念のため補足しておくと、決して自身の肛門をどうにかするようなおかしな趣味はありません。便秘薬など生涯無縁、便秘症の人には叱られるくらいのほんの短期間の便秘を解消するだけ、だからこそとった対策です。

大した違和感もなく綿棒は挿入されました。赤ちゃんのお尻にしたように、肛門内部に刺激を与えるべく軽く動かしたとき、違和感がありました。

直接的な違和感です。痒いような、くすぐったいような感覚です。変なところを刺激したかな、と深く考えず軽く動かすことを続け、特にすぐには便意を催すこともなく、汚れた綿棒をペーパーで包んで捨ててトイレを後にしました。

便秘は解消したが、排泄時に痛み!いぼ痔を刺激してしまったのでした

便意は綿棒と関係なく、数時間後に訪れました。排出は痛みを伴うものでした。水分不足のブツは肛門内部に攻撃を加えました。

そのときはわかりませんでしたが、綿棒刺激で感じた違和感はいぼ痔でした。このときの排泄をきっかけとして、いぼ痔として肛門外部に花咲くことになるのです。

内部でひっそりと育っていたいぼ痔に、綿棒がとどめを刺したのだと私は信じています。黒綿棒では、出血に気づくことができませんでした。

気付いたところで手遅れですが、黒綿棒浣腸は便秘の解消に役立つどころか、その後何年も付き合うことになるいぼ痔を開花させる余計な最後の一手にしかなりませんでした。